2018/08/03 22:07
こんにちは
今、パンツを製作しています。
今日は縫い方についての考えを公開しちゃいます。
わたしの裁縫はアンダーグラウンドです。
おヒマな方は是非⭐︎
これは、パンツのファスナー部のパーツです。
よーく見るとロックミシン(縁かがりのミシン)の縫い目が二本なのがわかります。
フツウ、ロックミシンはミシン針一本縫いですが、わたしは二本でやります。
一本針だとなんだか弱いなーと思うし、二本針の方がカッコイイと思うので。
一番初めにこれで始めちゃったのでこの方がわたしにとっては自然です。
正規に依頼されたら、一本で、と言われちゃうのでしょうか?
わたしは二本で差し支えないように思います。
これはフラップ、ポケットのふた? カバー? 部分です。
わたしは子供の頃から反抗心バリバリでした。
最近でこそ温和になったものの、手相には反抗線と呼ばれる線が今でもくっきりとあります。
この押さえミシン(縁のステッチ部)はわたしも反抗心の現われでしょうか?
わたしは90%ステッチは7mm幅で縫います。こういう場合のステッチは1mmか5mmがフツウです。
わたしには何故か、フツウを嫌う性質があります。
そして、縫製工場で5mmステッチをたくさんやってきたので新鮮さを感じないのです。
わたしは脳に新鮮なシャープさを感じる見た目が好きです。
そういう理由で7mmステッチにかっこよさをわたしは感じています。
細いステッチにしたいときは3mmでやります。
どうしても縫製上、1mmがいいときは1mmで縫います。
わたしの服に1mmステッチがあるのを見たら、お、レアだな、と思ってください。
ちなみに脇ポケットは深く作っています。
わたしは反抗期の中学生のようにポケットに手を入れて歩くので、手がすっぽり入る大きさで作ります。
手ぶらで歩くのも好きなので、ハンカチやティッシュー、小さめのお財布が入るくらいのポケットがクロノスの基準です。
これは後ろのお尻ポケットです。
プリーツを一個一個折って作る細かい作業が好きです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、プリーツは内側に倒しています。
フツウ、プリーツは外側に倒します。
先に書いた理由
フツウに対する反抗心
この方が見たことないので新鮮に見える
で、デザインしてあります。
もちろん、反抗心だけでやっているわけではありません。
最終的にカッコよく見えるか見えないかに自分の感性がおっけーを出すかどうかでプリーツの向きが決定します。
これもポケットです。
もういうまでもないかもしれませんが、ポケット口は「フツウ」カーブなので、スクエアにしてみました。。。。。
ちょっと写真を撮り忘れましたが、裾にもこだわりがあります。
裾の折り上げる幅は太めにしています。その方がカッコイイからです。
あと、ステッチのミシンの針目(糸の縫い幅)は太めです。
これもフツウの針目より太い方がカッコよく見えるからです。
あ、ステッチ以外のミシン(脇とか縫うとき)はフツウです。さすがにここも太くしてしまうと、縫い目がスカスカになってしまいます。笑
そして、パーツパーツ縫い終わった後にスチームアイロンをかけて、丁寧に仕上げます。
縫製工場での経験は、わたしに新しいデザインを与えてくれました。
以上、反抗心バリバリのアンダーグラウンドなわたしの縫製方法でした^^
読んでくださってありがとうございます✨